
1 インドの紅茶
アッサム (Assam)
インドの紅茶北部産。水色は澄んだ濃い目の深い紅色でミルクティーに適する。甘い芳醇な香気を持ち、こくのある濃厚な味。
ダージリン (Darjeeling)
インドの紅茶北部産。水色は透明度の高い琥珀色でストレートティー向き。世界最高と称される特徴的な香気
ニルギリ (Nilgiri)
インドの紅茶南部産。スリランカに近く、特長もスリランカのハイ・グロウンに似る。
ドアーズ (Dooard)
インドの紅茶北部産。水色は濃橙色。ミルクティー向き。強い渋みはなく、こくのある味。
シッキム (Sikkim)
インドの紅茶北部産。ダージリンに似るが、渋味が弱めでこくがあるとといわれる。
アルナチャル・プラディッシュ (Arunachal Pradesh)
トラバンコール (Travancore)
テライ (Terai)
カングラ (Kangra)
2 日本
静岡県:丸子紅茶
長野県:うまいんだに
三重県:伊勢紅茶
島根県:出雲紅茶
鳥取県:鳥取紅茶
大分県:杵築紅茶
佐賀県:嬉野紅茶
鹿児島県:鹿児島紅茶、阿久根紅茶
沖縄県:琉球紅茶
3 スリランカ
ウバ (Uva)
セイロン島南東部。水色は明るい鮮紅色で優れ、ダージリン、キーマンと並ぶ三大銘茶のひとつ。
キャンディ (Kandy)
セイロン島中央部。水色は輝きのある紅色で冷めても濁り(クリームダウンと呼ぶ)を生じにくい。
ディンブラ (Dimbula)
セイロン島中央部。柔らかくマイルドな風味。
ヌワラエリヤ (Nuwara Eliya)
セイロン島中央部。水色は淡い橙赤色。ストレートティー向き。
ルフナ (Ruhuna)
セイロン島南部。水色は深紅色。ミルクティー向き。
ギャル (Galle)
セイロン島南部。水色は明るいオレンジ色。アイスティー・ストレートティー向きだがミルクティーにも向いている。ロウグロウン(low grown)
ラトナピュラ (Ratnapura)
ラトナピュラ地方。水色は澄んだ濃い紅色。ストレートティー向き。チョコレートのような風味、チャイによく使われる。ロウグロウン(low grown)
その他
4 旬
早摘み茶 (Early First Flush)
ファーストフラッシュのうち、特に早い時期に摘んだもの。初売りのファーストフラッシュとして競って店頭に並べられる。
ファーストフラッシュ (First Flush)
春摘みといわれる紅茶。低温期に生産を行なわない地域での新茶となる。香りが強く、発酵の浅いものが多いため、水色も緑色を帯びるものが多い。
インビトウィーン
中間摘みといわれる紅茶。あまり出回らない。
セカンドフラッシュ
夏摘み、もしくは2番摘みといわれる紅茶。味、香気ともにバランスがとれ、水色に優れた非常に高品質な紅茶が得られる時期。
オータムナル
5 紅茶のできるまで
生産(栽培、収穫) ⇒ 萎凋 ⇒ 揉捻 ⇒ 玉解 ⇒ 篩分 ⇒ 揉捻 ⇒ 発酵 ⇒ 乾燥 ⇒ 抽出
6 紅茶の飲み方
イギリス
アイルランド
フランス
ドイツ
香港
ロシア
チベット
アメリカ
トルコ
7 中国
祁門紅茶(キーマン、キームン、キーモン、祁紅):安徽省祁門県産。
雲南紅茶:雲南省鳳慶県・昌寧県近辺産。
英徳紅茶(英紅):広東省英徳市産。
宜紅:湖北省宜昌市近辺産。
四川紅茶(川紅):四川省産。
正山小種(ラプサンスーチョン):福建省武夷山地域産。
8 紅茶の淹れ方
淹茶式(えんちゃしき)
ロイヤル・ミルク・ティー
スパイス・ティー
煮込み式
濾過式(ろかしき)
9 インドの紅茶ネシア・バングラデシュ
スマトラ
ジャワ (Java)
ジャワ島産。中国種とアッサム種の両方が栽培されている。
シレット (Sylhet)
その他
10 ブレンド・着香茶
ブレックファスト
名前の通り、朝起き抜けに、あるいは朝食に添えて飲むためのブレンド。
アフタヌーン
午後のひとときに味わって飲むためのブレンド。
HMB (Her Majesty's Blend)
女王陛下のブレンドという意味。通常リッジウェイの物を指す。渋味の抜けたスッキリとした味わい。
プリンス・オブ・ウェールズ
キーマンをベースにした、蘭の花のような香りが特徴。名称の由来は英国・皇太子時代のエドワード8世。
ダージリン
アッサム
セイロン
着香茶(フレーバーティー)には香料を茶葉に吹き付けたものや、ハーブやドライフルーツなどを茶葉に混ぜ込んで着香したもの。
アールグレイ
比較的渋みの少ないブレンドした茶葉にベルガモットで香りを付けた着香茶のこと。
レディグレイ
アールグレイをベースに、柑橘類の果皮と矢車菊の花を加えたトワイニング社のブレンドティ。フルーティーで爽やかな風味。
正山小種(ラプサン・スーチョン)
茶葉を松葉で燻して着香した着香茶。正露丸にも喩えられる燻製香が特徴で、好みが分かれる。
11 紅茶の成分
カフェイン
タンニン
呈色成分
香気成分
12 主な国産紅茶用品種(
べにほまれ(昭和28年)
はつもみじ(昭和28年)
べにかおり(昭和29年)
べにふじ(昭和35年)
13 等級
オレンジペコ (Orange Pekoe, OP)
フラワリー・オレンジペコ
ブロークン・オレンジペコ
ペコ
フラワリー・ペコ
ブロークン・オレンジペコ・ファニングス
ダスト
ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ
ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ
ファイン・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ
シルバー・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ
シルバー・ファイン・ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコ
14 アフリカ
ケニア、タンザニア、マラウイ、モザンビークなどで生産されているが、その多くがブレンド用である。ケニヤに産するものは比較的良質とといわれる。